私たちについて

「はぐくみの杜君津」は千葉県南部に位置する君津市にあり、鹿野山を望む、自然豊かな田園風景の中にあります。また2023年7月に開設した「はぐくみの杜かしわ」（千葉県柏市）は、商業施設が充実し交通の要ともいえる柏市にありながら、比較的自然の残った場所にあります。

四季の移ろいを感じながら、家庭に近い環境で職員と子どもたちが一緒に生活しています。

私たちは、ここに暮らす子どもたちが安心して健やかに暮らせること、豊かな生活経験が保証されることを目指します。

はぐくみの杜を支える会は2013年に任意団体として設立し、2015年にNPOとなりました。

これまで地域の皆さまや支援者の皆さまに支えられながら、寄付募集や事業をおこない、現在は15歳～20歳の若者を支援する自立援助ホーム「人力舎」や、乳児院「赤ちゃんの家」、アフターケア事業所「ちばアフターケアネットワークステーション（CANS）」も応援しています。

生活支援事業の中心となる「ボランティア活動」には約40名が登録しています。食事作りをはじめ、一緒に遊びやスポーツを楽しんだり、施設内の草取りなどの環境整備を行なっています。

また、施設を巣立つ子どもたちの自立支援も始まっています。施設に暮らす間は、不自由はありながらも衣食住は保証され、職員のあたたかく見守る目があります。しかし自立後は、お金のこと、暮らすこと、働くことなど全てを自分で考えなければなりません。親という後ろ盾のない若者の自立には、大きな不安と困難があることでしょう。少しでも安心して自立を迎えられるよう、継続して応援していきたいと思います。

皆さんもどうぞご一緒に！